はじめまして。
美容師の松本将之進です。
僕は、髪を切ることだけが美容師の仕事だとは思っていません。
髪が綺麗になることで自分に自信が持てる。
鏡を見るのが少し楽しみになる。
明日が少し前向きになる。
そんなきっかけをつくることが、美容師の本当の役割だと思っています。
だから僕は、技術だけではなく、本質を伝える美容師でありたいと思っています。
野球しかなかった20代前半
子どもの頃の僕は、野球中心の毎日を送っていました。
野球は、ただの部活動ではありません。
僕にとっては、自分の存在価値そのものでした。
練習したことができるようになる。
昨日より今日、今日より明日。
努力した分だけ成長できる。
その積み重ねが楽しくて仕方ありませんでした。
だからこそ、本気で野球と向き合っていました。
高校までは外野手としてプレーしていました。
ですが、3年間一度もベンチ入りすることはできませんでした。
努力しても結果が出ない。
試合をベンチの外から見続ける日々。
悔しかった。
それでも野球だけは諦めきれませんでした。
だから卒業しても、その夢を完全には捨てることができませんでした。
大学には進学せず、そのまま就職。
普通ならそこで野球を終える人がほとんどだと思います。
でも僕は違いました。
諦めきれなかったんです。
昔から唯一、自信があったもの。
それが「肩の強さ」でした。
だったら、その武器を最大限に活かそう。
そう考えて、外野手から投手へ転向することを決めました。
仕事を終えたあと、一人で練習する毎日。
誰かに言われたわけでもありません。
チームメイトがいるわけでもありません。
自分で考え、自分で調べ、自分で試す。
その繰り返しでした。
もっと速い球を投げたい。
もっと身体を上手く使いたい。
そのためにトレーナーのもとへ通い、身体の使い方を学びました。
栄養士にも相談し、食事から身体を変えることも始めました。
フォームも、筋力も、柔軟性も、生活も。
野球だけを練習したわけではありません。
「どうすればもっと良くなるのか。」
その答えを探し続けました。
すると少しずつ身体は変わっていきました。
最初は105km/hほどだった球速が、130km/hを超え、140km/hを超え、最終的には143km/hまで伸びました。
努力は、ちゃんと結果になる。
その時初めて、本当の意味でそう感じることができました。
でも、成長には代償もありました。
速い球を投げられるようになった分だけ、身体への負担も増えていきました。
そして、肘を壊しました。
野球を続けることは難しい。
その現実を受け入れるしかありませんでした。
僕の人生から、ずっと握り続けてきたグローブが離れた瞬間でした。
目標を失った僕
野球しかありませんでした。
だから辞めた時、自分には何も残っていないと思いました。
目標もない。
夢もない。
自分には存在価値がない。
そんなことばかり考えていました。
今振り返れば大げさだったのかもしれません。
でも、当時の僕は本気でそう思っていました。
人生で初めて、大きな挫折でした。
もう一度、本気になれるもの
初めて自分で選んだ道そんな時に出会ったのが美容師という仕事でした。最初から大きな夢があったわけでは
ありません。でも、美容師という仕事を知るたびに思いました。「これなら夢中になれるかもしれない。」野球を辞
めてから初めて、自分の意志で選んだ目標でした。だからこそ、本気で挑戦しようと決めました。努力は裏切ら
なかった美容師になって思い出した感覚があります。それは野球の頃と同じでした。練習したことができるように
なる。勉強したことが技術になる。失敗した分だけ成長できる。この感覚がたまらなく好きでした。営業が終わっ
てから練習する。休みの日も勉強する。分からないことは調べる。試して、考えて、また試す。努力すればするほ
ど、自分が成長していく。美容師という仕事は、その繰り返しでした。「本当にそうなの?」僕は昔から少し変わっ
ていると言われます。クセが強い。マニアック。そんなふうに言われることもあります。でも、それは昔から変わり
ません。技術を教わっても、「本当にそうなの?」薬剤の説明を聞いても、「なぜそうなるの?」僕は答えだけを覚
えるのではなく、理由を知りたくなる人間です。だから勉強します。だから試します。だから失敗もします。でも、そ
の積み重ねが、本当の知識になると思っています。一番嬉しかった言葉美容師を続ける中で、忘れられない言葉
があります。「あなたは本当のことを言ってくれる。」その一言でした。流行だから勧める。利益になるから提案す
る。僕は、それが苦手です。お客様にとって本当に必要だと思うことだけを伝えたい。たとえ耳が痛い内容だった
としても、将来その人のためになるなら伝えたい。その積み重ねが信頼になる。僕はそう信じています。だからこ
の言葉は、どんな賞よりも嬉しい言葉でした。
今できる最大限を
僕が仕事で一番大切にしていることがあります。
それは、
「今できる最大限を出すこと。」
完璧じゃなくてもいい。
でも妥協はしたくない。
一人ひとりのお客様に、
今持っている知識。
今持っている技術。
今持っている経験。
そのすべてを使いたい。
それが僕の美容師としての責任だと思っています。
学びを止めたら終わり
美容は日々進化しています。
だから僕も学び続けます。
技術も。
薬剤も。
カットも。
頭皮も。
美容も。
学ぶことを止めた瞬間、成長は止まる。
僕はそう思っています。
だからこれからも勉強します。
もっと知りたい。
もっと上手くなりたい。
もっとお客様の役に立ちたい。
その気持ちは、美容師を始めた頃から変わっていません。
僕が美容師として届けたいもの
僕が届けたいのは、髪だけではありません。
自信です。
鏡を見て笑顔になれること。
自分のことを少し好きになれること。
美容には、そんな力があります。
だから僕は、本質を伝え続けます。
目先の流行ではなく、
長く綺麗でいられるために必要なことを。
その人に本当に必要なことを。
これからも伝え続けます。
最後に
人生は長いようで、あっという間です。だからこそ、僕は最後の日にこう思えたら幸せです。「美容師になって良か
った。」「あの人に出会えて良かった。」そう思ってくれる人が一人でも多くいてくれたら、それ以上に嬉しいことは
ありません。髪を整えることは、人生を整えるきっかけにもなる。僕はそう信じています。だからこれからも、本気
で学び、本気で考え、本気で向き合い続けます。何かあった時に、一番頼りになる美容師。それが、僕が目指し続
ける美容師です。
好きなもの
・フィギュアスケート
見るのもやるのも両方好きです!

・色々な美容室に足を運んで日々勉強させてもらっています!











